スタッフ 2017.02.24.

チームワークを発揮しよう

仕事や商売を通じて、人はより多くの人と関わりを持つことになります。
そんな時に、必要となってくるのがチームワークです。

チームワークが悪ければ当然ビジネスチームとして成果に向かってゆきませんし、
それどころか関係の悪化によって常に重苦しい空気の中に身を置かねばならないことにもなりかねます。

どんな人でも理想として思い浮かぶのは、最高のチームワークの中で仕事ができることでしょう。

しかし、具体的に「チームワークが良い」というのはどういうことなのでしょうか?

チームとしてかかせないのがリーダーの存在です。
リーダーの良し悪しによって、そのチームの統制がとれているかが変わってきます。
リーダーはそのチーム全体を引っ張る重要な役割となりますが、それだけでは最高のチームとは言えません。
各メンバーが自分の得意な面を理解し、そこを伸ばし・活かしながら最高のチームワークを作り出すことが目標達成における最短距離です。

最高のチームワークを構築する上で、お互いの信頼関係はもっとも重要なものです。
他のメンバーの意見をきちんと聞き、また他のメンバーは上下に関係なく、よい意味で成果に必要な意見を言い合えることが理想です。
お互いを対等な位置に置き、意見を言い合える関係であること。これが最高のチームワークである条件です。

目標に向かっている時に、失敗することもあるでしょう。
この時にその失敗を次に生かせるように、他のメンバーでサポートすることが最高のチームワークを築く上で大切なことといえるでしょう。
失敗をすれば誰だって反省し、時にはひどく落ち込むこともあるかもしれません。
ここで他のメンバーが責めるようなことがあれば気持ちの切り替えがうまくいかず、今後の仕事にも影響を及ぼすことになってしまいます。
大切なのは責めることではなく、いかに気持ちを奮い立たせるか。
チームが目標に向かうことが、どれだけ価値のあることかを全体で共有してゆきましょう。

他にも、ポイントがあります。

まず1点目は「一人一人の自覚」が必要だということ。
チームワークを発揮するためには、各メンバーが「自分はチームの一員である」と自覚し、協調性を持って行動することが重要です。
ルールや規律を守り、全体に貢献します。
また、自分とは異なる意見や価値観がチームの総意となったとき、それを受け入れる力も協調性の1つです。
チームで仕事をするときは、メンバーの能力や適性によって、業務を役割分担することができます。
各メンバーが自分の役割を正しく理解し、能力を最大限発揮できたとき、チーム全体の力も最大となるのです。

次に、チーム全体して、共通の目的意識が必要だという点です。
互いに対等で、信頼・尊敬し合える関係を築くために、メンバー同士が気楽にコミュニケーションを取れる状況にあること。
小さいグループ単位で普段から確認し合うと良いですね。
大切なことは、チームとして1つの大きな目標に向かうことです。

チーム株式会社
代表取締役 太田泰史